検索結果の「看板」を磨き上げる#
検索順位が1位でも、誰もクリックしなければ意味がありません。 Googleの検索結果画面(SERPs)において、タイトルの下に表示される数行の説明文。それが Meta Description(メタディスクリプション) です。
これはGoogleの検索順位を決める直接的なアルゴリズム要因ではありません。しかし、クリック率(CTR: Click Through Rate)を劇的に左右するという意味で、SEOにおける最重要項目の一つです。 ユーザーはタイトルとディスクリプションを見て、「この記事には自分の知りたい答えがありそうだ」と判断するからです。
1. 文字数の「黄金比」#
PCとモバイルでは、検索結果に表示される文字数が異なります。 重要なキーワードや結論は、省略されない範囲(前半)に含める必要があります。
- PC: 全角 120文字程度
- モバイル: 全角 50〜70文字程度
推奨文字数:全角 70〜80文字前後 スマホでの閲覧が主流の現在、モバイルで省略されない70文字前後に要点を詰め込み、補足情報を120文字まで記述するのが最も安全な戦略です。
2. CTRを高める心理学的ライティング#
ただの「要約」ではクリックされません。ユーザーの検索意図(インサイト)を突き、クリックしたくなる仕掛けを入れましょう。
① 検索キーワードを含める
ユーザーが検索したキーワードが含まれていると、その部分が太字で表示され、視線を引きやすくなります(ボールド効果)。
② ベネフィット(利益)を提示する
「何が書いてあるか」ではなく、「読むとどうなるか(どんな悩みが解決するか)」を書きます。
- Bad: 「Meta Descriptionの書き方について解説します。」
- Good: 「クリック率を2倍にするMeta Descriptionの書き方を解説。スマホで省略されない文字数と、3つのテンプレートを公開。」
③ 具体的な数字や権威性を使う
「3つの方法」「2024年最新版」「プロが教える」といった言葉は、信頼性と具体性を高めます。
3. Next.js での実装#
Next.js 13以降 (App Router) では、各ページの layout.tsx や page.tsx で metadata オブジェクトをエクスポートするだけで設定できます。
import type { Metadata } from 'next'
export const metadata: Metadata = {
title: 'Meta Descriptionの正解 | VIIO Knowledge',
description: '検索順位1位でもクリックされない?CTRを最大化するMeta Descriptionの書き方と推奨文字数(スマホ対応)を解説します。',
openGraph: {
description: '検索順位1位でもクリックされない?CTRを最大化するMeta Descriptionの書き方と推奨文字数(スマホ対応)を解説します。',
}
}
4. 生成AI時代のメタディスクリプション作成術#
記事ごとにディスクリプションを考えるのは大変な作業です。ChatGPTやClaudeなどのAIを活用して効率化しましょう。
プロンプト例:
以下の記事本文を読み、Google検索結果のMeta Descriptionを作成してください。 条件:
- 全角80文字以内
- 検索キーワード「〇〇」「〇〇」を含める
- ユーザーがクリックしたくなるようなベネフィットを提示する
AIにベースを作らせ、人間が微調整する。これが現代の最も効率的なワークフローです。 すべてのページに「刺さる」看板を掲げ、検索ユーザーをあなたのサイトへ招き入れましょう。

VIIO 編集部
VIIOのSEO戦略チーム。Webパフォーマンスとアクセシビリティの向上に情熱を注いでいます。複雑な技術をわかりやすく伝えることをモットーに記事を執筆中。